Kickstarter:ニュージーランドが送るウェアラブルライフログカメラ「meMINI」

同じくKickstarter生まれのウェアラブルライフログカメラには、スウェーデン発の「Memoto」改め「Narrative」が成功し、もうじき発送が始まろうとしている。そんな中でニュージーランドから「世界初のWiFi機能付きウェアラブルカメラ」、「meMINI」が現れた。なんだか某映画のミニ・ミーみたいなネーミングだな。

カメラ、とはいうものの、「Memoto」が静止画を保存する「カメラ」であるのに対して、「meMINI」の方は、「ハイデフィニションビデオを記録」(1080 HD)するビデオカメラだ。しかも、常に記録保存されるのではなく、撮影は常時されているものの、「Recall」(覚えとく)ボタンを押すまでは保存がされない。ボタンを押せば、設定により5秒から5分間のボタンを押す前の撮影内容が保存される仕組みだ。言ってみれば、映像記録式のドライブレコーダーのようなものか。





「ウェアラブル」部分に関しては、「Magnatach」というマグネットで服の表と裏から挟み込む方法が取られている。USBで充電、PCと接続。スマホと連帯してシェアしたりするのも簡単で、アプリやオンラインストレージサービスも用意するようだ。なお、スマホ側からカメラをコントロールできるようなことも書いてある。スマホのアプリから、meMINIが映し出す光景をライブで見れたりもできるそう。録画画像はWifiでオンラインストレージ上にアップされるみたいだ。

デザイン面では、カメラのレンズの他には「Recall」ボタン一つしか無いシンプルな出で立ち(Memotoにはボタンすら存在せず、よりシンプルだが)。だが、Pip HartleyとのコラボKickstarter特別モデルである、マオリ族の伝統装飾/タトゥーを思い起こすようなエッチングが施された本体が3Dプリントで作られたダークグリーン色の特別版「meMINI Ta Moko」はかっこいい。

気になるところは、バッテリー(1800 mAh)が「3hours」と書かれているところ。ウェアラブルなライフログデバイスとして3時間は致命的じゃないだろうか。

まだ締め切りまで一ヶ月近い時間があるが、もうすでに5万ドル(約525万円)の目標金額の半分近い金額が集まっている。デバイスが欲しい人には、アーリーバードなら149ドルで、逃した方は169ドル(約1万8000円)、クールなTa Moko特別版は249ドルとなっている。


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