ちょっと欲しいかもIndiegogo:どことなくレトロで新感覚な小型ゲーミングPC「Tango Windows Super PC」

小さく、ポケットに入れて持ち運びも可能な小型ゲーミングPCプロジェクト「Tango Windows Super PC」。「ゲーミング」だけにするにはもったいない内容だし、ちょっと欲しいのでご紹介。

この「Tango Windows Super PC」特許申請中の技術があり、これが「小型で持ち運び可能」を実現しているのだが、その方法が少し変わっている。

まずコンピュータとして実際に使用するには、取り外し可能な「Tango PC」部分と、「Docking Station」(ドッキングステーション)の両方が必要となる。ポケットに入るサイズ(125mm x 80mm x 13.5mm, 重さは210g)の、もしくは「持ち運べる方」こと「Tango PC」側には、CPUとGPU、RAM、SSD、バッテリーが内蔵されている。もう一方の「普段は卓上に置きっぱにしておく方」こと「Docking Station」側には、電源、ヒートシンク、ファン、そしてUSBなどのポート類が付いている。こちらもそう大きくはない(135mm x 135mm x 27mm)ので、鞄に入れての持ち運びは可能だろう。まるでファミコンにカセットを入れるようなレトロさがある。

『フルハウス』のジェシーおじさんこと、俳優ジョン・ステイモス似のイケメン野郎が解説する「Tango Windows Super PC」プロジェクト動画を見てみよう。





使い方としては、例えば「職場と自宅にドッキングステーションを置いておいて、Tango PCを持ち運び、仕事場で使ったTango PCを自宅に持ち帰っても使える」とか、「友達の家にTango PCを持って行ってドッキングステーションに入れて自分のゲームを友だちとプレイ」とかいったような感じか。

「Tango PC」にバッテリーが内蔵されているのはドッキングステーション間の移動時間中にスタンバイモードにできるようにするため。バッテリーが少なくなるとハイバネーションモードになるそう。

これまで興味を持っていたXi3社のPiston(元はSteam PCとしてコラボする話もあったヤツ)も、パワフルで小型、そしてアップグレードの容易さも追求したデスクトップPCとして注目している。だが性能差はあれど、ほぼ2倍もある価格差を考えると「Tango Windows Super PC」の方がとても魅力的に見える。

資金募集締め切りまで7日を残し、目標金額10万ドル(約1032万円)の2倍以上の20.9万ドル集めている。

かなり欲しいぞ…



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