2016年3月31日木曜日

本レビュー:『地球・宇宙 (新ポケット版学研の図鑑)』小中学校で嫌々学んだ内容を、興味がわいたときに勉強しなおす一冊

タイトル通り、地球と宇宙に関する本で、たぶん小中学校の理科とかで学ぶ内容である、地球の生い立ち、地層、天気、星座、宇宙や太陽系の星々についての基礎知識がわかりやすく書いてある。ポケットサイズ(Amazonによれば商品パッケージの寸法: 18.4 x 11.2 x 1.4 cm)で持ち運びに便利。書店ではこのシリーズの本全てにカバーがしてあったので、購入前には内容はどんなものかがわからなかったが、「勉強したはず」なのにすっかり忘れている知識が大体網羅されていてとてもためになった。

本書の内容の全ては、子供の時分に学校で教えてもらったことなんだろうが、そもそも不登校で途中からちゃんと通っていなかったし、そうでなくともその内容には興味が全くわかなかったので、表面的には何となく(主に視覚的には)「確かにこんな内容のことを勉強させられたような」とは思うものの、頭には入っていなかった内容が学びなおせる。

こんな内容なんて、子供に無理に詰め込むのもいいかもしれないが、結局それらの専門職につくのではない限り役に立つことなんてほとんどないだろう。もちろん我々が済んでいる環境を知る上では身に着けておくべき知識なのであろうが、そうして学んだ子供たちの、いったいどれだけにこれら物事の「基礎知識」が身についているのかははなはだ疑問である。

一番の理想は、興味を持った時に、興味を持った内容を学ぶということだろう。私は、仕事で使う知識の基礎の基礎を身に着けるために本書を購入したのだが、我々の身近な地形や天気、地震、季節、星々などの「しくみ」に関する知識を身に着け、理解することは、まるでパズルを組み立てるかのような楽しさがある。とはいっても、天気図のところはやっぱりなんだかよくわからなかったが。

ほとんどの新しい語句はページ下でその意味が解説されており、子供向けとして考えられていることもあってか難しい漢字はそこまでないし、振り仮名もたくさん振ってある。わからない単語は最後に載っている索引で該当ページが探せる。カラーの写真やイラストも豊富で(イラストのスタイルには統一性がないが)わかりやすい。

このシリーズはほかにもたくさんある。「鉱石・岩石」、「雲・天気」、「星・星座」などのタイトルを見る限りは、本書の内容をより細かく解説したものをそれぞれ一冊のポケット本にしたものなのだろうが、どれも書店ではカバーがしてあって内容が確認できなかったので購入は控えた。

ただ、Amazonで販売されているもの(少なくとも登録されている版)は2010年版のものである。書店では2015年増補改訂版が購入できると思うので、書店で買おう。





なお、このシリーズの本の裏表紙部分はどれも16cmまで測ることのできる目盛りがついている。


(abcxyz)

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