2015年6月30日火曜日

Kickstarter出資した:オンキョーも関わってる睡眠用にデザインされたヘッドホン「Kokoon」




私は歯ぎしりが酷い。それもあってか、特に明け方には耳が敏感で、家の外から聞こえる音が耳、頭に響いて聞こえる(断じて二日酔いでそうなっているのではない!)。そんななかで偶然Kickstarterで見つけて即出資してしまったのが「Kokoon」だ。

詳細はギズモード・ジャパンにabcxyz名義で寄稿した記事「快眠したいあなたに。オンキョー音質で究極の睡眠用ヘッドホン「Kokoon」」で読んでもらいたいのだが、一応プロジェクトの紹介動画も乗っけておこう。





私が出資に至った理由は、このKokoon Eggプロジェクトの基本となるデザインコンセプト「究極の眠りの聖域」としてのヘッドホンに共感したから。

だが私が出資したのは、彼らがメインで生み出そうとしている「究極の眠りの聖域」の方ではない。出資者向けには2種類のプロダクトが提示されていて、片方はEEGセンサー(脳波測定センサー)がついていて、アプリと連携して眠りに落ちれば音量を最適化したり、睡眠状態のトラッキングができるメインの製品。もう一つは30ドル安く、そのセンサーがついていないバージョン「Kokoon Light」で、私が買ったのはそちらだ。

スリープトラッキングやら、入眠導入関連のものも結構だし、その機能がたった30ドル価格を上乗せするだけで手に入るのは魅力的かもしれないが、それは私の理想とするヘッドホンではなかった。理想のヘッドホンに、無駄にゴテゴテと使わないであろう難しそうな機能がついているように感じたのだ。しかし「Kokoon Light」のほうは、私の理想にぴったりだった。私の理想に当てはまった点は以下の2点である:

・横になり寝ること前提のデザイン
・Bluetoothとノイズキャンセリング機能を共に備える

ヘッドホンをつけたまま、「横になって寝る」。これをヘッドホンのデザインコンセプトとして生み出されたヘッドホンは今までいくつ存在しただろうか?カップヌードルのカップを耳に押し当てたかのような形状のヘッドホンがほとんど(誇張表現)ななかで、ヘッドホンをつけたまま、横になって、横を向いて寝る際の快適性を求めたヘッドホンはこれくらいだろう。Kokoonにはクッション性のあるクーリング・ゲルが入っている他、圧力分散素材も使用されているということ。そしてヘッドバンド部分に電子部品を内蔵することで、耳に当たる部分のプロファイルを低く(スピーカー部が大きくボコッと飛び出した形状にならず、頭の形状に沿った形になる)している。

これはベッドなどで寝るときのみならず、バス、電車、飛行機、待合室などで寝るときにも重要な要素だ。背もたれにもたれながら横を向こうとしたらヘッドホンが邪魔で頭の位置が前方に固定されてしまう経験を何度したことか。Kokoonならそんな状況もましにしてくれそうだ。


現在使用しているノイズキャンセリングヘッドホンは、ソニーのMDR-ZX750BN-B。Bluetoothとノイズキャンセリング機能を共に内蔵しているヘッドホン自体、その存在がなぜだか稀であり、他に選択肢が見つからなかったからというのが主な購入理由。それ以外の面では、付け心地がそれまで使用していたソニーMDR-NC200Dよりも良いとはいえ、形ははっきり言ってダサく(MDR-NC200Dの方がかっこいい)、必要な機能こそ満たしてはいるが、物質的な満足感は満たしてくれていなかった。*

だがこのKokoon Lightは、機能の面だけでなく、快適性を求める結果備わった見た目の美しさが存在する(実際の製品にその快適性があることを切に願う)。実際にヘッドホンが手元に届くのは、予定通りに製作されたとしても来年の2月。すでに資金調達目標の1180%にあたる118万ドル以上、なんと日本円で約1.4億円を集めているため、プロジェクトの成功は半分保証されたようなものだが、無事に製品が作られることを期待しよう。

それまでにも数回の長距離バスや電車やフライトを経験しないといけないが、早くできてくんないかな。

そういえば、プロジェクトアップデートによれば内蔵のバッテリー(USBで充電するようだ)は交換可能となるとのこと。





そういう意味では、Beats by Dreの無駄に高価だが部品代には販売価格の10分の1しか掛っていなさそうなヘッドホンはその逆で、「必要な機能こそ満たさないが、物質的な満足感は満たしてくれる」ものであろう。内蔵された錘によって:
Beats by Dreの「Solo」を、ハードウェア専門のベンチャーキャピタル企業Boltが細かく分解した記事によれば、「本体の重さの30%は、重みを与えるためだけに存在する小さな金属パーツによるもの」だそうだ。音質は、低音重視などとよく言われるが、米Lifehackerによればそうではなくて「質の低い低音が効きすぎているが、ミッドレンジとトレブルはもっとひどい」そうである。


(abcxyz)

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