2014年3月22日土曜日

ライフログウェアラブルカメラ「Narrative」で撮影したフィンランドの景色35枚とか、クラウドサービスのアルゴリズムとか。



先の記事で、Narrativeをパソコンに繋ぐと、「写真を一旦ローカルに保存し、それからアップロード」という風に書いたが(そういう風にパソコン側アプリの進行状況も表示されるが)、実際にはローカルに保存したそばからクラウドにアップロードしているようだ。まだNarrativeからパソコンに写真の保存が全て終わらない状況でも、スマホアプリからは確認できるようになる。

(なお、初期設定では「クラウドサービスにアップロードするまでの間一時的にローカルに保存」、となっているが、「ローカルにもクラウドにも保存」、そして「ローカルにだけ保存」も可能なようだ。ローカルにだけ保存すると、Momento云々のアルゴリズムとかそういうのもひっくるめてオプトアウトすることになるとともに、スマホアプリとかも使えなくなるが、クラウドサービスを使わないのでそこにお金を払わなくて済む。Narrative購入初年度はクラウドサービス無料。以降月間9米ドル。)

Narrativeのクラウドサービスでは、GPSによる位置や、時間、写真内のライティング、色合い、ピントの合い具合、コンポジション、顔認識などを利用したアルゴリズムを使っている。それを利用してアップロードした一日の写真を「moment」毎に自動で区切り、各momentのサムネイルとなる「keyframe」を自動的に選択するようになっている。前の記事に書いた「Trim Moment」もこの機能を利用してmomentをトリミング(トリミングといっても、アルゴリズムが「この写真どうでもいいだろ、きっと」と判断した写真を非表示にしているだけで、別に撮った画像が消されたりするわけではない)しているのだろう。なお、トリミング機能はひとつのmoment内の写真が30枚程度だと動作しない(momentを表示した際にTrim momentオプションが表示されない)ようだ。



Narrative本体をダブルタップすることで任意のタイミングで撮影可能となっているが、たぶん慣れが必要なのだろう。指が写ってしまうことが多々あったし、写そうと思っていた風景が入っていなかったり、タップの仕方が悪く撮影されていなかったりすることもあった。使い込まなきゃな。





昨日までの雪景色と打って変わって晴れていい天気のフィンランドのトゥルク寄りの某街。




こちらは横断歩道を走って渡った時の写真だと思うが、写真がちょっとグニャってるのがわかる。

また、今回Tシャツの襟、鎖骨辺りにNarrativeをつけていたのだが、CES 2014でNarrativeのCEO、Martin Kallstromが「撮れる写真はとてもランダムで、天井や床、人の足や頭のてっぺんの写真もたくさんある。しかし、一日30~40枚はシェアするにもピッタリのいい写真が撮れる」と話していた通り、天井の写真が結構多かったりもしたし、誰だかさっぱりわからない人(近くを歩いていた人なんだろうけど)の顔がバッチリ写っていたりとかもした。




フィンランドの車窓から。景色は、Narrativeをシャツから外して外に向けて撮影したもの。シャツに付けたままだと、電車の天井の写真が大量に撮れる。(車窓から入り込む光が多様なことからか、Trim MomentをONにしていても結構天井写真が表示される)

なおライフログやGoogleグラスなどの、いつでもどこでも、誰も気づかないうちに写真が記録されてしまうデバイスの登場とともに話題/問題になるプライバシーなどの問題に関しては、Narrativeのサポートに「Common Sense For Wearing/Not Wearing The Narrative Clip」という記事が出ている。自分の理解が間違っていたら困るので詳しくはそちらをよく読んで欲しいのだが:法律的には他人の権利を侵害したり、撮影禁止となっていなければ、いつでもどこでも撮影可能だが、他の人に撮らないでと言われたり、そう直接言われずとも撮らないほうが良いと思われる場所や内容のものは撮らないようにしてください。といった感じか。




ヘルシンキ駅~地下道を通ってForum~Kamppi。




午後6時30頃。Narrativeが視線よりも上方向を撮っているので、普段歩いている道でも、自分の記憶とは少し違う、ちょっと新鮮な雰囲気の写真になってて面白い。

初期設定では30秒に1枚写真を撮る仕様だが、後のアップデートで、パソコン側アプリのオプションから撮影間隔を変更する設定も有効にするそうだ。

あと、ポケットやバッグの中など真っ暗なところに入れるか、本体前面を下にしてテーブルとかに伏せ置かないと、自分が用を足していようが、うがいをしていようが、ミィのマグカップでツムラの葛根湯を飲んでいようが(風邪引いた)容赦なく撮影されるので要注意だ。


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