2014年2月4日火曜日

Fairphoneが届いた!写真たっぷりで送る適当開封儀式~ファーストインプレッション



日本には届けてくれないのでフィンランドで受け取ることにしたFairphone。「Fair」とついているところからも推測される方もおられるかもしれないが、このFairphoneは、原材料の調達から、加工、組み立て、販売、までをフェアトレード精神に則って作られたもの。

外箱はこんなの。製造に関わった国々のスタンプが押されたようなプリントがなされている素敵な箱だ。北斎風の波が描かれた日本のスタンプも。写真が悪いが、箱に付いているシーリングには「Special Edition」と書かれている。これはたぶんFairphoneがまだクラウドファンディングプロジェクトだった時に資金提供して購入した人のみのエディションということだろう。このエディション限定のメッセージがまたあとで出てくる。


開けるとこんな感じ。オシャレなポストカードと、本体、ユーザーガイドしか入っていない。これは、無駄を可能な限り省くというこのFairphoneの方針からきているもの。イヤフォンだってスマホを買う度に(品質の高くないものが)増えていくのは嬉しくないし、音に少しでもこだわりがある人はそんなものは使わずに自前で用意したものを使うだろう。私みたいにスマホにはイヤホンを一切刺さない人だっている(なのでPressyというイヤホンジャックに差すことで、音出力にイヤホンジャックを使用しない代わりに物理ボタンとして使うことのできるやつをKickstarterで注文している)。


ポストカードたち、オシャレだ。


説明書もオサレで、ウィットも交えて書かれている。


本体ディスプレイを覆うステッカーには「これはあなたのモノ。だからあなたがカバーの裏まで開けてみれるべき。さあ、なにを待っているの?中も見てみて!」というようなことが書いてある。これは、「簡単に分解できないように作られている=バッテリーの交換が自分でできない≒バッテリー寿命が来たら新機種を買ってくれ」、という一部のスマホだけでなくノートパソコンにも(例えばアップルなんかの)見られる「古くなったら(たとえ壊れてなくても、十分に使えても)買い替え」を消費者に強要する消費文化への、物理的な文化を捨てることなくより持続可能なものにしようという主張で有るとともに…後は蓋を開けてのお楽しみ。

本体裏には「First Edition」の刻印が。


裏蓋を開けるとこんなところにも刻印が!「あなたは他の10,185人と共にFairphoneの製造を可能にしました」なんとも嬉しい。裏蓋は重みがあり、Nokia E71みたいな雰囲気(あれは落としてもないのに簡単に裏蓋が外れることがあったが、Fairphoneはそうなりそうな感じはしない)。背面カメラ部分にすこし出っ張りがあるところも個人的にはNokia E71を思い起こさせて、懐かしい感じがする。


バッテリーにも「これはあなたのバッテリーです。もしバッテリーが使えなくなったら交換してね。裏側も見てね」なんて書いてある。バッテリー裏面にも色々書いてある。しかも、普通のスマホのバッテリーとは違って、こう、全体的に統一感のあるデザインのため、「ただの説明書きか」なんて考えずについつい読んでしまう。バッテリーを外すとデュアルSIMカードスロット(普通サイズ)とmicro SDカードスロットに関しても説明書きが。


ヘッドホンジャックとmicroUSB端子は共に本体上面。充電中に使用する場合は、本体下部にあるよりも使いやすいが、通話中に雨が降ってきたら濡れたりしないか心配な気もする。電源ボタンも上面。ボリュームボタンは左側。


下部はマイクの穴。背面のスピーカー穴のところにはちょっとした出っ張りが。もしかしてストラップ穴になってるのかな。そんなことはなかった。背面を下にしてテーブルなどに置いた際にスピーカーが塞がれて音がしなくなるのを防ぐためかとも思ったが、カメラ部分の出っ張りがあるからそもそも背面がピッタリとテーブルなどにつくことがない。何なんだこの出っ張りは。


初回起動時はこれまたオシャレなアニメーションが。撮影しそこねたけど。なお、起動時には「Start the movement」とか表示される。


ホームスクリーンには、設定時間内の通信を遮断する例のオシャレな「Peace of Mind」ウィジェットが配されている。勿論使わない人はゴミ箱に入れればいい。


画面上、スクリーンの左右の端っこからスワイプすると、アプリへのショートカットが現れる。ホームスクリーンの左右移動をしようとして時々出してしまうこともあるが、意外と便利かも。機能の使い方説明もいちいちオシャレっぽい。


すでにFairphone OS?UI?にもアップデートがでており、こちらの名称は(Android OSの名称が毎回お菓子の名前であることにちなんでか)ナッツの名前。Fairphone 1.0は「Almond」アーモンド、1.1は「Caju」カシューとなっている。暗いところでの写真撮影の画質改善他色々アップデートされている


ほとんどのAndroidフォン(ちなみにOSはAndroid 4.2.2だ)と違い、Fairphoneは初回起動時にGoogleへのサインインを求められない。ホームスクリーンにある「Install Google Apps」をタップしてインストール>再起動すれば、Googleへのサインインを求められるようになる。この過程にはSuperuser権限を必要とする旨のポップアップが表示され、簡単に権限が取れるようになっている。世の中にはGoogleを信用しないという人も多く居るようなので(少なくとも私の周りには)これはありがたいとも言えるだろう。


一方で最初から入っているアプリにはガジェット分解でお馴染みの「iFixit」のアプリが入っていたりする。FairphoneとiFixitはパートナーシップを結んでいる。


スケジュールに合わせて電源をオン・オフする機能も設定内にある。



私の写真撮影技術が高くないことは百も承知だが、一応Fairphoneの8MP背面カメラ(前面は1.3MP)を使用して写真を撮ってみた。



日本からの購入ができないのは残念だ。そのため日本語IMEも最初は入っていない状態だが、勿論そのままでも日本語を読むには問題ないし、日本語を打ちたければGoogle 日本語IME何かを入れてやれば大丈夫だ。(ただ、音声を聞き取って文字インプットする機能のオプション内には最初から日本語も入っている)。どうしても欲しい方は国外逃亡を企てるか、公式ペーパークラフト版を組み立てるのもいいだろう。
初回の製造は2万5000台。今後関しては、もっとFairphoneを製造することは決定しているが、急に規模を大きくしたりすることはせず、管理が行き届く規模で、購入者に直接商品を送れるような規模でやり、「オーガニック」に成長したいとのこと。来年からは製造規模も拡大するとか。


追記*
ガソリンタンク型充電器Fuelもバッチリ刺さって充電可能。

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