2013年9月26日木曜日

ソーシャルメディアでなんでもかんでも「原発事故>放射能>XXの原因!」という方向にミスリードしてしまう人が多すぎて困る。

Facebookで知り合い達にシェアされていた「ママレボ」さまの『「ママレボ編集長通信No6」 ~三田医院の三田茂院長に聞く~ 子どもの血液検査結果から見えてきたこと 関東全域の子どもたちに血液検査を!』という記事を読んだ。

この記事自体は非常に良い記事だと思うが、私の知り合い達によるシェアのされ方がどうしても「原発事故>放射能>XXの原因!」と決めてかかっている風なものが多かったため、残念に感じた。原発事故による放射能の問題は、今の日本/東日本で起きている「都合の悪いこと」の原因である「可能性」はあるが、そればかりに目が行き過ぎているのではないか、と思ったのだ。

以下は私が上記記事をFacebookでシェアした際に記したものに手を加えたものである。


原発問題ばかりに目が向いてるけど、「オリンピック誘致によるストレスが原因」だったりしてね。「原発問題に気を揉む大人から受けるストレス」とかの可能性もあるだろうし、もしかしたらダブステップ曲馬鹿げたティーン・ポップを聞くと好中球が減るのかもしれない。

冗談はさておき(冗談で適当に挙げた原因例も可能性としては否定出来ないことは述べておくが)、この記事からわかることは「首都圏の子供にも好中球の現象が見られる」のではなく、「少なくとも首都圏の子供のうちこの医者の元を訪れる子供には」この現象が見られるのである。

そして忘れてはならないのは、それが原発事故に起因した放射能の問題と関連している可能性はあるが、それが原因とは限らない。もしかしたら現在の日本の子供、もしくは世界の子供たちの好中球の値が下がっている可能性は十二分にある。「原発事故前とは変わってきている」のか、それとも別の要因で変わってきているのかはわからない。「原発事故によるショック」や「日本政府への失望」、もしかしたら現在我々が気づいていない「水質汚染」(例えば、「今東日本は放射能問題に忙しいから、使用済み核燃料を水源近くに処分したって誰も気づかないだろう」なんてことが起きている可能性もあるわけだし)、「食生活の変化」のせいでこれまでとは違い「高齢者のぜんそくが、とにかく治りづらく」なってきているのかもしれない。

また、「甲状腺エコー検査の傾向については」、「当院で検査する限り、子どもたちの中に深刻な状態の子どもはいませんでした」とも述べられている。「Q チェルノブイリ原発事故の後も、地元の医者は患者の異変を察知していたようですね」の回答内には「好中球」に関して一切述べられていない。

あくまでも「原発事故」に関連した「放射能」は、「首都圏」の子供たちの好中球量現象の「ひとつの可能性」であり、それを「理由」としてなんでも結びつけては駄目だ。記事中で結び付けられてはいなくとも、意図的に結び目のできるようにミスリードする記事やシェアの仕方には注意しよう。

0 件のコメント: