Jabra Revoに物欲が刺激される



デンマーク生まれのヘッドセットメーカー、Jabraのヘッドホン「Jabra Revo」が物欲を刺激してくる。




Jabra Revoにはワイヤレス版とそうでないものがあり、私が気になっているのはワイヤレス版の「Jabra Revo Wireless」。

Wireless版ではもちろんBluetoothを使ってワイヤレスを実現しているのだが、NFCを使って簡単にペアリングできるそうだ。つまり、NFC付きの携帯機器、例えばスマホなどで、機器を接するだけでペアリングができるということ、便利そう。もちろん3.5mmケーブルもついており、ケーブルを接続して使用することもできる。

また、乾電池式ではなく、充電池内蔵型で、USBケーブルを通じて充電する。通話は最大12時間、スタンバイは240時間、音楽ストリーミングは12時間可能だとのことで、バッテリー状態を表示するインディケーターもあるようだ。

ドライバーユニットには「ターンテーブル・タッチ・コントロール」なるリモコン機能も付いている(が、こちらはワイヤレス版でしか宣伝されていないよう。ワイヤード版にはない機能かも)。また、私の用途では使うことは無いだろうが、マイク付きで通話もできる。



そして何よりデザインの面で物欲が刺激される。

これまでメジャーだったBeats by Dr. Dre式のもの(も私の所有するTDKの「TH-HB700BBK」もそうだ)は、折りたたむ際のヒンジ部分に伸縮機構がついていた。Jabra Revoも、全体的なデザインは最近雨後の竹の子のように数多く出てきたBeats by Dr. Dreに影響を受けているヘッドホンとシルエットが類似している感は否めないが、伸縮機構に関しては他の似通ったヘッドホンよりも、Beatsそのものよりも一枚上手なデザインだ。

この形式のものだと、ヘッドホンを伸ばさない状態では全体的なデザインの統一感が出ているのだが、伸ばしてしまうと、そこに銀色の平べったい金属部分が現れ、統一感が壊れてしまう。

だがこのJabra Revoは違う。ヒンジ部分に伸縮機構はついておらず、「ハウジングの外側部分をカーブしながら側面から覆い、ヘッドバンドと繋げる」アルミニウム製の部品それ自体が伸縮する。まるで、ヘッドバンドから出た一本の部品がハウジング部分を囲み、ヘッドバンドへと戻っていくような形となっており、その間に挟まれる形で左右のドライバーユニットを繋げるケーブルが伸びている。

伸縮機構を伸ばした場合、このハウジングとヘッドバンドを繋げる部品自体が伸びるため、デザインの統一感を失うこともない。その美しい伸縮機構についてはワイヤード版の動画で垣間見ることができる。





また、JabraUKの公式ページによれば、2013年RedDot Design AwardでもWinnerとなっている(Jabraはこれまでにもヘッドセットで同デザイン賞に出品している)。

iPhone/Android用に専用の再生アプリ「Jabra Sound App」が無料で提供されており、Dolby Digital Plusがなんとか、イコライザーを簡単にいじれたりするようだ。

ただ、面白いことに、売り方としては音質を大々的に売りにすることはされておらず、主にその丈夫さを宣伝しているようだ。音質は、知り合いから伝え聞く所によればBeatsのように低音寄りなんだとか。





こちらはワイヤレス版「Jabra Revo Wireless」:




こちらはワイヤレス機能はないが価格が安い「Jabra Revo」:


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