2013年1月20日日曜日

東芝製の、USBから単3/単4を四本充電可能、スマホなどに給電可能なブツを買って手持ちの品々と比較してみた。



電気屋さんの店員さんには「私の担当の洗濯機に関して言えば、東芝のものはオススメはしかねますね…」*なんて言われる東芝。そんな東芝の、USBから単3/単4を四本充電可能、USBでスマホなどに給電可能なブツ「TNHC-34AS」を買ってみた。
*(なんでも数年で故障したりなどの事例が多いのだそうだ。我が家の東芝の洗濯機は6年目で壊れたのでなんとも言えないが。ちなみに5年の保証期間が過ぎた次の年に壊れるといういわゆる「ソニータイマー」的な壊れ方であった。)

日立Maxellの機能的にはほぼ同じデバイス「MHRC-300WH.4P」とどちらにしようか迷ったのだが、モノリスのようなシンプルなデザインに惹かれたことと、Maxellのそれとは違い、オンラインレビューがひとつも見つからなかったためかわいそうに思ったので購入した。



こちら本体デザインは悪くないがパッケージデザインがダサいMaxellのソレ。
寸法:幅70.5×高さ100×奥行き22.9mm
質量:約88g




こちらが今回購入した東芝の「TNHC-34AS」。
寸法:幅71×奥行23×高さ98mm
質量:約80g(電池・付属品除く)


Maxellのヤツ、Kakaku.comのレビューによれば裏に穴が空いていて電池が見える構造に成っているとのことだが、東芝のものもそれは同じ。こういった点がわからないのはMaxellも東芝もマーケティングに手を抜いているようにしか見えない。もしかしたらこのようなデバイスはかなりニッチなデバイスなのかもしれないが、どちらの会社も商品の後ろ面の画像ぐらい載せろよと思った。




バックを露わにしたセクシーなデザイン。





さて、東芝のコレ。本体表面から見て右側の面にUSBアウトプット口(口の周辺にLED)、左側面にUSBマイクロBのインプット口がある。上の面はそのほぼ全体を左右にスライドさせることでインプット/アウトプットの切り替えが可能。アウトプット側にスライドさせると、USBアウトプット口に何も接続していなくてもLEDが点灯する。





色はクールだけど平凡な光らせ方だな。





「SANYO Eneloopスティックブースター」との比較

個人的にはこの「何も挿してないのに電池が消費される」のは好きではない。Eneloopのスティックブースターではそのせい(なのかどうかは定かでは無いが)でしょっちゅう勝手に出力モードになっており、スマホへの給電時間が短く感じることが多々あった。また、スティックブースターにはLEDはついていないのでオン/オフスイッチをよく確認しないと状態の確認もできない(それはそれでサイズの小ささと価格の安さに繋がるデザイン状の選択で悪いものではないのだが)。この東芝のやつはLEDが光るからオンかオフかはわかりやすいがそんな所で無駄にエネルギーを使うもったいないやつだ。スティックブースターの悪いところと東芝のコレの悪いところを足すとエレコムのモバイルバッテリーの完成だ(給電専用機としては良いものではあるが)。








その点、小さく出っ張りが引っかかりやすいスティックブースターと比較し、面積の大きく引っかかりの小さい天板を動かす仕様になっている(つまり、出っ張りに指を押し当てスライドではなく、指の腹を天板に押し当ててその摩擦でスライドさせる感じ)のは上手いデザインだと思う。





「SANYO Eneloop KBC-E1」との比較


また、いまいち自分の用途には向いていないEneloopのKBC-E1と比較してみよう。





コイツは、単3二本を充・給電出来るデバイスという点ではなかなか良く出来たデバイスだ。給電用にUSBmini-B型を使用する点はちょっと時代遅れであり、多くの購入者に複数のケーブルを所有することを求める(しばらく前にデジカメバッテリー充電用に購入したLinkageのやつも、USBからバッテリーに給電する際にはUSBmini-Bを使用)。一方の東芝のソレはUSBmicro-Bで、あり、大抵のスマホ給電用のケーブルで代用できる。




自分の使い方では単4も良く使う機会があるので、単4の充電ができないのが非常に残念だ。





「SANYO Eneloop NC-MDU」との比較





単3/単4二本の充電においては最高のデザイン。「私はコイツを愛している。」と公言しても恥ずかしくないほど素晴らしいデバイスだ。シンプルであり、小型であり、USBケーブルも内蔵している。単3/単4のスペーサーギミックもしっかりしている。




これは充電専用デバイスで、コイツから他のデバイスへの給電は出来ない。それでも無理に東芝のものと比較すると:
・東芝のやつも似たようなギミックを使っている(それでもそのギミック部分はNC-MDUの方がツメがない分美しいい、東芝のやつは無駄にバネも付いているようだ)。
・東芝のやつは電池を四本同時に充電できる。単3二本と単4二本といった充電も可能ではあるのだが、電池一本だと充電してくれない!これは電池を一本しか使用しない/三本使うようなデバイスを多用するモバイラーには結構致命的だ。愛しのNC-MDUは1本でも充電できる。




こういうのも出来るのはいいね!右の二本と左の二本は別々に充電されるようで、どちらかのペアが先に充電終了(緑LED点灯)となることもある。




しかしこういう入れ方をすると、カップル不成立となり、手前の2本は充電されるが奥の一本はその存在を無視され充電されない。所謂「ハミゴ」である。

だが四本同時に充電できるということも大きなことであり、それがこの東芝のやつを購入した理由だ。単4を四本使う100円給電器を携帯しているし、単3四本使うトップランドの給電器もバックパックにいれて持ち運んでいる。

だが、同じくバックパックに入れているNC-MDUは一度に二本の電池しか充電できず、二本充電し終わったら、それを確認した後に充電が必要な後の二本を入れ替える必要があり、結局手間も時間もかかることになっていた。





「東芝 IMPULSE」と「SANYO Eneloop」の比較。

Eneloopと比較した際のIMPULSEのデザインの残念さはあえて無視しよう。この東芝のデバイスには単3のIMPULSEが四本付属している。IMPULSEには「min.2400mAh」との表記、一方私が常備しているEneloop(のダサい王冠マークに下線が付いている第3世代のやつ)は「min.1900mAh」との表記がなされている。

Eneloopにも「min.2400mAh」の製品は存在する。クールに黒光りを放つ「Eneloop Pro」がソレだ。





付属品の「MPULSE」と同じものはこの値段。





この「Eneloop Pro」も、付属品の「IMPULSE」(型番は:TNH-3A)も、定格容量「min.2400mAh」、充電回数「500回」は同じ。ただ、1年後の容量残存率は「Eneloop Pro」が「75%」、「IMPULSE」は「85%」となっている。

容量の違いこそあるが、王冠に下線マークのEneloop(min.1900mAh)は充電回数は「1800回」、1年後の容量残量率は「90%」

充電池に関してはImpressの家電Watch記事「第11回:ニッケル水素電池はどれを買えば良い?【後編】」なども(この記事に出てくるIMPULSEは今回買ったデバイスについてくるものとはmAhが違うものではあるが)参考になるかもしれない。



補足。充電中のLEDは、スライド式の蓋を閉めたら見栄えがする。まるで忍者みたいだ。だがこれもデザイン的には諸刃の剣となっている。





この光らせ方はカッコイイな。だが少し傾けると…




左は充電中を示す赤LEDが、右は充電完了の緑LEDが点灯しているのだが、少し傾けるだけで目視しづらくなり、もう少し傾けるとただの黒い直方体、すなわちモノリスと化す。





まとめ

良い点:
・単3、単4を充電可能
・単3、単4で給電可能
・四本同時給電可能(二本づつ単3と単4とかも可能)
・蓋を閉めて充電するとカッコイイ

悪い点:
・一本づつの充電ができない
・充電中に蓋を閉めたら状態を示すLEDが目視しづらくなる

結論:素敵なデバイスだ。バックパックに入れて持ち運ぶことにする。これに伴い、単3四本使うトップランドの給電器と、ほぼ完璧な愛しのNC-MDUは旅用のでっかいバックパックにバックアップとしていれておくことにする。これまで旅行用のでっかいバックパックにいれていたKBC-E1は知り合いにあげることにしよう。

モノはいいのに宣伝が上手くできていないのが残念だ。公式サイトとか見ても製品の魅力が完全には伝わってこない(少なくとも私には)。

でも、ホントはSANYO(パナソニックと言うべきなのだろうが、パナソニックブランドの充電池はダサいし、SANYOブランドへの愛着があるので)に、その美しく優れたデザイン能力でこの様な製品を出してほしい。多分ニッチだから採算も取れないと見込んで出さないんだろうけど。

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