2012年5月1日火曜日

市民が原発に頼らない電力会社を立ち上げたドイツ、原発の電力を使う者としての責任を果たすフィンランド

昨日NHK総合でやっていた番組「君たちの未来、僕達の選択。時任三郎 エネルギーの旅」のメモ。又聞きや、うろ覚え的な部分もあるので間違っていたら、間違いを指摘していただければ嬉しい。

(前半は、私自身は見ておらず、メモをとりつつ番組を見ていた母の話を参考に書く)
ドイツ シェーナウ人口2500人ほど。1700キロ離れてるチェルノブイリの事故の後、シェーナウの町の土や草、キノコから放射能、事故の前の5倍。子供を持つ親は、そんな地元の草を食べる牛の乳を子供に飲ませるのは心配だと、遠くの町から牛乳を買いに行ったりすることに。

ある女性が、「原発のない未来のための親の会」を設立。様々な専門家を呼んで勉強会を開く。自分たちからできることは何かと考え、「節電」に行き着く。みんなで節電コンテストを行い(例えば、電気代が月1万円から8000円になったすげー)、減り率が一位の人にイタリア旅行などの賞品を用意。多くの人が参加することとなった。

当時独占企業であった電力会社は、法的手段こそ取らなかったが、これを営業妨害だと非難。
(以上母からの又聞き。ココらへんから私も番組を見だした。)
原発に反対主婦が、自分の電力は自分で作ろうと、電力会社を作ることにする。住民投票で52%ほどの住民票を得る。まずは電力会社から送電線を買うことに。日本円にして2億円あれば買えるとのことで、住民から寄付を募った結果、見事集まる。
が、実際の金額は4億だとの事で足りず、ドイツ全土から寄付を募る。「私は原発の嫌われもの」というキャンペーンを展開、無事全国からの募金が集まり、会社を設立。街の電力の40%を住民が太陽パネル発電。水力発電も利用しているが、巨大なダムではなく、川に流れる水の一部をタービン回しに利用し後に本流に戻す、という方法で川の生物にも被害を少なく。

電気料金は一般の電気会社と比較し一割高いとか。ドイツでは2022までに原発廃止が決定している。

国が動かないから自分たちから動く。素晴らしいことだ。日本では、テレビ番組の上や、デモなどで反対の声は聞こえるものの、実際こういう行動に移そうとする人はいないのだろうか。いないことはないかもしれないが、もしかしたら、そういった人物が活躍できない社会的状況があるのかもしれない。

もしくは、私のように「そういう人が居れば後押ししますよ!」とは言うものの「そういう人」に率先してなろうという人間ばかりなのかも。

フィンランド、国の電力の1/4は原発から賄われているという。オルキルオト原発三基(二基稼働、三基目は2014年完成)。本社は原発に隣接している。(そう、原発事故が起きれば責任者がまず直接的被害を被るわけだ!近隣住民の合意を得るにはこれくらいしないと)

「オンカロ」(onkalo)と呼ばれる核燃料最終処分場がある。10キロ離れたとこには人がすむエウラヨキ。オンカロには2/3の住民が賛成(だが住民には原発関連の仕事を持っているものも少なくない)。
賛成するかどうか最後まで悩んだという住民は、最終的に賛成することに。その理由は「原発を作り続けた世代皆の責任だから」。
確かに。誰かが原発で電力を作り続ける限りは、どこかに処分場が必要だ。無責任にその電力の恩恵を得るのではなく、それに伴って生じる不利益も皆が責任をもって受けなければならないのだ。

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