2017年3月21日火曜日

蘇ったNarrativeについに有料クラウドサービス導入。当初は月額3.8ドル(約428円)から。

先程FacebookグループNarrative Clip Loungeにサポート/コミュニケーションを担当しているJosh Armstrongからの投稿が。それによれば、ついにクラウドサービスに有料月額制が導入される。以下、意訳要約したので参考までに。

・全てのアカウントに影響する。

・新たなサブスクリプションプランで使い続けたいならNarrativeモバイルアプリにできるだけ早くログインし、更新された使用規約に同意しないといけない。
(Narrativeモバイルアプリを開いてみたが、私の場合特に新しい使用規約は出てこない。もしかしたら2月に更新されたものに同意せよということかも?)Josh Armstrongによると、「新たな使用規約が見れない人は1時間程度待って試して」とのこと。

・Narrative Serviceを有料サブスクリプションモデルに。

・クラウドベースのNarrative ServiceはNarrative Clipで撮影された写真を保存し、モバイルアプリ経由で簡単に見ることが可能。

・これを運用し続けるには毎月少額の費用が必要。

・どれだけのユーザーが使用したいのか把握していないため、まずは一月に3.8USDで始め、どれだけコストを減らしていけるかを見る。
(1ドル112円計算で約428円。2015年に発表された実施されることのなかった有料プランは月額2ドルだった。)

・2016年11月1日のシャットダウン日以降にアップロードされた全ての写真を移行する。

・全ての古いアカウントの写真(2016年11月1日以降にアップロードされていないもの)、最新の使用規約に同意していないもの、は削除される

詳細は公式ブログに。以下は公式ブログからの情報。

・データ移行は3月20日の週で、1~3日掛かる。その期間はサーバーがダウンする。

・移行後は古いNarrative Uploaderからはアップロードできなくなる。Narrative Clip 1と古いUploaderの組み合わせで使用している人もまだいるようだが、新しいUploaderを手に入れて

・限定数のNarrative Clip 2を即発送可能

Narrativeが一度無くなった原因は、初代Narrativeの資金集め当初からアナウンスされていた有料サービスを、ついに実施することなしにダラダラ続けてきたことにもあるだろう。元Narrativeチームにより復活を遂げた(と言い切っていいのかどうかは分からないが)The New Narrative Teamも同じく中々有料サービスを用意してくれないので心配していたが、ようやくここまでこれたか、という感じ。まだまだ安心することはできないが、希望が持てる。



[via Narrative Clip Lounge]

(abcxyz)

2017年3月17日金曜日

サンワLED照明付の折りたたみ式撮影用ボックスを買った


サンワダイレクトより、LED照明付の折りたたみ式撮影用ボックスを買った。

私の撮影能力のなさを棚に上げて言わせてもらう。写真で物を撮影する時には自然光を利用しろという記事をよく見るが、冬のフィンランドではそんなことはできない。まず日照時間も少ないし、日が出ていても曇って暗い。確か『ある日フィンランドで』でも書いたと思うが、室内光も暗い。





なので新たなガジェットを手に入れて紹介しようにも、何か自分の作った作品を発表するため撮影しようにも、難しいのだ。

そんなことで購入したのがこちら。「サンワダイレクト 撮影用ボックス LED照明付 撮影キット 白/黒背景付 折りたたみ式 200-DG014」。





折りたためるし、LEDも内蔵されていて内蔵部分は傾けることが可能で照明の当て方を変えることができる。LEDはMicroUSBで光らせるようになっているので適当なUSB給電口やモバイルバッテリーから可能。背景は黒と白のがついてくる。




上の写真はUSB部分。


いつものことだがあまりきちんと撮影しようという気は無いのでこんな写真しかないが、何かの参考になれば。




上は撮影用ボックスを利用したもの。参考までに下は使用していないもの。




写っているのはダイアクロン DA-03 パワードシステムセット Bタイプ。ダイアクロン楽しい。










背景のやつは目の細かいスポンジ的な柔らかい素材だが、そのせいでゴミが付きやすそうなのが心配。あと、「折りたたみ」という製品の特徴には背景は考慮されていないようなのも残念。一応やろうとすれば内部に畳み込めるのだが、もしかしたら折り目がついてしまうのではないかと心配である。




また、今回は収納性を考えて小さなサイズのこれにしたが、Amazonにはより大きなものも売られている。こちらはサンワダイレクトの「中型」(LEDは付いていないので注意)。





(abcxyz)

2017年3月15日水曜日

Kenko TokinaのトイカメラDSC Pieniレビュー(写真、動画あり)


Kenko Tokinaのトイカメラ『DSC Pieni』を購入した。本投稿のトップ画像以外の画像、動画はDSC Pieniによるもの。








わたしは記憶、記録というものに執着心があるようで、なかなか物も捨てられないし、人生のログ「ライフ・ロギング」や、写真で人生を残すというコンセプトのNarrativeに興味があるのもそのせいだ。

写真に関してはもっぱらスマホのカメラを使っている。画質が良くて夜景もイケるが不安定で信頼の置けないNokia Lumia 930と、画質はJolla Phoneに微妙に劣るものの信頼性はある程度あるFreetel Rayだ。しかし、写真の場合、とっさに撮影がしたいと思ったときに、不安定だったり(930)カメラ以外のアプリが動いていたりカメラ専用のボタンが付いていなかったりしてどちらも時間がかかってしまう。Narrative 2は常用しているものの、「本体ダブルタップで撮影」という仕様は撮影したいタイミングでの撮影が難しい。





そんなときにInstagramで「デジハリ」ことDigital Harinezumiのことを知ってしまい、画質の低いトイデジカメに物欲がふつふつと…デジハリはシリーズが4まで進んでいたものの、廃盤に。





古い型のものは店により在庫があるようであるが、バッテリーがCR2バッテリーだったりと、どうせなら新しい型番が欲しくなる。液晶画面がついているのは素晴らしいし、形も昔自分が持っていたフィルムカメラに似ていてトキメクのだが…欲しいと思う新しい方の方のものは値段が高い。





そこで見つけたのが安くて小さく単純なKenko TokinaのDCS Pieni。名前にフィンランド語がついているのも決め手。
131万画素、ISO感度は100。写真と動画が取れるほか、大きく宣伝されていないが音声だけをMP3形式で録音することもできる。
ボタンは本体上部に2つ。電源と撮影を兼ね備えたものと、写真・動画・録音モードをトグルするボタン。他にはあまり役に立たないファインダー、MicroSDカードを入れるところ、MiniUSBポート。あと、合皮のネックストラップもついてくる.




パッケージにも書いてあるが「pieni」はフィンランド語で「小さい」という意味。トイカメラということで画質は良くない。




ファインダーは役に立たないと書いたが、それは歪みの大きなプラスチックが2枚はまっているから。ファインダー越しに何が写っているのかは歪んでよくわからないのだが、撮影範囲はこのファインダーから見える範囲と言っていいようだ。イメージセンサーが寄っていることもあり、ファインダーを見ずに撮影するのは難しいので、何かちゃんとした撮影対象がある場合はファインダーを覗いて撮影したほうがいいかもしれない。




残念なのは現在未だ一般的といって差し支えないMicroUSBではなく、「MiniUSB」であること。一応パッケージにUSB-MiniUSBケーブルもついてくるし、付属ケーブルは充電のみならず、パソコンと繋いでデータのやり取りも可能。ただわざわざ旅行に多種多様なケーブルを持っていくのは不便なので、(データのやり取りはできないが)充電専用のMicroUSB>MiniUSBアダプタを買おうと思う。











(abcxyz)

2017年2月28日火曜日

IndieGoGo: 不器用な歩き方が可愛らしい虫っぽいロボAntbo(動画あり)






LattePandaのディストリビューターにもなっているDFRobot社。Arduino、Raspberry Pi、センサーやモジュールのほかはへんちくりんなロボットばかり作っている同社(中には『ショートサーキット』から名付けられたと思しきJohnny 5なんてのもある)だが、昨年IndieGoGoで打ち出したAntboというロボットが可愛く、また安かった(アーリーバード59ドル)ので出資していた。





3つのモータ、6つの足で不器用に歩くさまが可愛い。動画では人の顔を認識しているように見えるが、そんなカメラは付いていない。ただ、距離センサー、明かりセンサー、音センサー、タッチセンサー、加速度センサーが搭載されている。





Arduino IDE、Scratch、Whendoでのプログラミングに対応している。

また、30の「ニューロン」をもち、簡単な動きなどを「本物の生き物のように」覚えるんだとか。(週間マイロボットもそんなこと言ってなかったっけ)。

Bluetooth 4.0でスマホに接続し、アプリでコントロールしたり、Antboのセンサー情報(マイクが拾っている音量や光量、赤外線など)も見ることができる。




組立簡単。楽しい。

『ガンダム』は知らないんだけど、ホワイトベースってこんなのじゃなかったっけ。




なんだかSFに出てきそう。『Mass Effect』のゲスとか。

電池は単4電池4本。電池を入れても動かなかったのでAntboのmicroUSBポートから給電すると問題なし。Antbo FAQページ、Q1-6のところのボードと接触するための板がきちんと曲がっていなかったために電気が供給されていなかったようで、ペンチで直したら動いた。

本体にはLEDが2つついている。




未知との遭遇。




本体の部品が入ってたケースがかっこいい(笑)。

こちらに届く前にDHLが追加料金を要求してきたのでそれの支払いに関して今もDFRobotと揉めているところだが、それと接触版以外は問題なし。


(abcxyz)

2017年2月27日月曜日

「将来はAI司令官が国境を守る」露ゲームデベロッパーNival、RTSゲーム世界初ニューラルネットワークAI採用。

ロシアのゲームデベロッパーNivalのPRマネージャーから、同社の『Blitzkrieg 3』の3月のアップデートでRTSゲームでは世界初のニューラルネットワークAIを採用したとYouTubeリンクとプレスリリースへのリンクが送られてきた。





NivalのAI、「Boris」は、マップを絶えずスカウトし、積極的に手持ちのユニットを再配置、状況に応じて戦術を変える、などしている。

例として動画でもあげられているのは、一台の戦車が現れたことに対して落下傘部隊を送り込むも、もっと敵戦車が登場したことに対し、落下傘部隊を建物内に隠れさせ守るなど。

Nivalの創設者でCEOのSergey Orlovskiyはプレスリリースの中で、「世界のトップ企業がこの問題に取り組んでいる状況だが、我々はRTS初のニューラルネットワークAIを作り出すことができた」、「Borisがフェアにゲームをプレイすることは注目に値します。彼はフォグ・オブ・ウォーで隠されている情報を使いませんし、敵に関するその他の隠れた情報についても同じことです。我々は彼に基本的な戦術行動だけを教えていますが、彼はトレーニング中に様々な戦略を生み出したのです。彼は才能ある軍師のように決断します。今では彼の行動を予想するのも難しくなりました、そして一番重要なことは、彼の行動と人間の行動とを見分けることも難しくなったということです」と語っている。


これが実際の戦争に使われるようになったら…などと思わずに言われないが、Nivalもそう考えているようだ。プレスリリースの締めくくりには「遅かれ早かれ、AIベースの将軍たちは人間を超越し、AIに司令される軍隊が国境を守るようになるだろう」と書かれている。

『Blitzkrieg 3』は現在Steamで早期アクセス中。


[via Nivalプレスリリース]

(abcxyz)

2017年2月21日火曜日

手で何かを弄っていないと気がすまない人に送るガジェット「Fidget Cube」写真レビュー *動画追加



私は手に何か持っていると、自分でも気づかないうちにいじってしまう。整理券などは折り曲げて折り紙してしまうし、ペンなども知らず知らずのうちにカチカチといじってしまう。そんな人に最適なのが「Fidget Cube」だ。





Kickstarterで資金を募集していたものに出資していたのだが、製品が届いたのでレビューする。元々昨年のクリスマスに届ける予定だったのが、支援者に届き出したのが2月末と遅くなったこと、それまでにデザインをパクった多数のパチもんが安く売りだされたことなどもあってでコメント欄はしばらく荒れ気味だったが、今でもPre-Orderは可能となっている。




梱包材のプチプチもプチプチしてね、などと書いてある。




箱はこんなの。あまりきちんと収まっては居ない。




中にはFidget Cube、キューブを入れることのできる巾着、スティッカー。




これとは別にPrismと呼ばれるFidget Cubeに取り付けるキーホルダーも付いてきた。Fidget Cubeの弄れる部分はそのままにキーホルダーとして取り付けれる。





5つボタンのある面は、2つは硬くクリック感のあるもので、押すと「カチッ」と音を出した後に押し戻る。真ん中はそれよりも硬さの低いがクリック感のボタン。後の2つはクリック感は無いが音は出さないもの。

銀色のボールの付いている面は、ボールをマウスのトラックホイールのように回せるほか、押し込むこともできる。3つのギアはそれぞれを軽いカチカチ感と共に回せる。




大きな丸い円盤が盤面から飛び出している面はジョイスティックのようにグリグリ動かせる。「ジョイスティックのように」と書いたものの、平行的な動きしかできないが、動かした後には中央に戻る。

大きなスイッチのある面。スイッチは左右に押すことができる他、その中間位置で止めることもできる。押す際に指を離すと「カチッ」と音を出すが、指を離さずに押すことで無音で押すことも可能。スイッチの反発力は低い。




大きな丸の中に小さな丸のある面は、小さな丸に指を乗せ、「カリカリカリカリ」という感覚とともに延々と回転させることが可能。カリカリ感はマウスホイールを回す感覚にも似ている。

楕円形の凹みがある部分は、そこに指を滑らすようになっている。

人によっては手の大きさに対して小さすぎるとコメントしているが、個人的にはポケットなどに入れ持ち運び、ポケットに入れたまま弄ることを考えるとこのサイズはいいと思う。楽しい。



(abcxyz)

2017年2月4日土曜日

ソリッドなメタルギアを回してスマホを充電!カードサイズ手回しモバイル充電器Card Generator CG1




Kickstarterプロジェクト「Murphy’s Law Breaker - CARD Storage & Generator」の「Card Generator」がこれ。プロジェクト自体はSIMカードとかを収納できる「Card Storage」と、手回し発電機/バッテリーである「Card Generator」の2つを製品化するというもの。SIMカードを収納するやつとかはすでにあるので手回し発電機の方を支援して手に入れたのがこれ。上画像の小さいやつ。比較対象は単三電池とNokia Lumia 930、Freetel Rei。





内蔵するバッテリーは400mAhと、Fuel Micro 2(これの後続機)と同じ。これは決して大きな容量ではなく、あくまでも「携帯のバッテリーが無いけどどうしても使う必要がある」ような非常時に使うための容量。説明書ではCard Generatorがフル充電されていた場合、携帯のバッテリーを「10~15%」充電できるとしている。




半透明なのでギアを見ることもできる。

しかし!これはただのバッテリーではなく、発電機でもあるのだ。取っ手を引き出せば手回しで内蔵バッテリーをチャージすることが可能。ケーブルをスマホにつけて充電しながら手回し(クランク)することにより、さらなる充電が可能だ。ギアにはプラスチックではなく、耐久性の高いソリッドなメタルギアが採用されている。回す方向はどちら向きでもいい。




手回し発電時には灯りが灯る。

この製品が400mAhという容量になった理由としては、スマホの通話に使われるのが300mA/Hであること、そして、手回しで作れるのも340mA/Hだからということ。つまり、1時間回していれば容量の85%充電可能ということ。




FU too.

本体にはボタンが1つついており、それを押すと現在のバッテリーレベルがわかる。表示はフル充電を示す「FU」、バッテリーレベル25%以下を示す「LO」、そしてそのあいだのバッテリー容量は1%づつの表示が可能。このバッテリー表示機能は非常によいもので、しばらく手回しして、「今のでどれくらいバッテリーがたまったかな」と確認したい時に便利だし、回すことで確実にバッテリーレベルが増えていっているのがわかるのは楽しい。(あんまり関係ないが逆にHeLi-Onではバッテリーレベルがわからないことで非常に困った。)




なお、LO状態/25%以下だと給電できないが、それ以上容量があるときにはスマホにつなぎ、給電しながら手回し発電も可能だ。とは言え、1時間絶え間なく手回しして容量の85%充電というのは流石に疲れる。手回しは非常時だけにしたいという人のためには、本体側面、普段はケーブルで隠れている部分にmicroUSBポートが有り、そこから本体バッテリーを充電することも可能。

Card Generatorを使ってスマホを充電する際には、20cmくらいのmicroUSBケーブルが本体脇に沿って収納してあり、その先には付属のUSB CとLightningアダプタを付けることが可能。本体にはアダプタをひとつ収納できる専用スペースが用意されている他、もうひとつのアダプタはつけたままケーブルをしまい込むことができる。また、フルサイズのUSBポートも付いており、そこから他のUSB機器を充電することも可能だ。ちなみに、説明書にも記されていないが、ストラップホールもある。




あと、0.2WのLEDが3つ内蔵されており、ボタンを2度押すと点灯する。

なお、出力はDC 5V Maxima 500mAとなっている。プロジェクトコメント欄によれば、遅い充電モード(slow charging mode)をサポートしていないスマホには対応していないようだ(Nokia Lumia 930に充電しても「充電速度が遅い」などと表示される)。Card GeneratorはこのSlow charging modeで充電するようになっており、その理由は、Slow charging modeのほうが消費電流が少ないためとしている。





表面はツルツルなため発電すると指紋が残る。




ベルトに通すこともできるフェルト製ポーチもついてきた。このポーチにはハンドクランクを出すための穴がついており、チャックの部品をハンドクランクに装着、ポーチ背部を手に通すことで、手回し発電がやりやすくなる(笑)というもの。まあ実際多少はやりやすくなるが、なくてもなんてことはない。



パッケージは開封後になぜかフォトフレームにできちゃうというよくわからない仕様だ。

なおこの製品はCard-Tecというシンガポールの会社によるもの。シンガポールからのデザインといえば、昨年のMOGICS Power Donut & Bagelを褒め倒したのが記憶に新しいが、このCard-TecもMOGICSと関連した会社のようである。本体機能の詰め込み方の変態さ(褒め言葉)、デザインコンセプトの優秀さは共通しているが、MOGICSと比べると付属品であるポーチの中途半端さ、パッケージ/フォトフレームのわけわからなさは全体をきちんと煮詰め切れていない感じもする。Card StorageはそもそもSIMカード収納するモノならもっと薄いものも存在するだろうし。

このプロジェクトは予想発送時期は2月となっていたが、1月中旬にはすでに先倒しで発送が開始され、2月3日には届いた。計画実効性の高さと、デザイン性の高さの意味でこのCard-Tec/MOGICSチームは今後も注目して行きたい。



(abcxyz)